10 大阪 ヨガ 13期基礎理論感想 K・N 様
53歳 本部上新庄教室
高橋先生から、講座の案内をいただいた時、以前からうっすら興味を抱いていた理論を学べる機会だと嬉しく思うと同時に、果たして12回もの講座、しかも1回、2時間半もの座学の講義に通い続けることができるのだろうかという不安がありました。
けれども、いざ講座が始まってみると、先生はヨガの哲学的な教えを私達の生活レベルの事柄にかみ砕いてお話くださり、また復習の時間には、それを私達に繰り返し語らせて、机上の空論でなく、日常の生活に実践できるような道筋を示してくださいました。
お坊さんの修行では問答を繰り返すと聞きますが、少しそれと似た形式の講義スタイルなのではないかと感じました。また身体のしくみに関する講義では、知っているようで知らなかった、人体の摩訶不思議で素晴らしい仕組みについて学ぶこともでき、2時間半の講義を長いと感じることは、ほとんどありませんでした。
教えていただいたなかで心に残ったことは本当にたくさんあって、どれも実行していけば素晴らしい人生になると思えたことばかりでした。その中で自分が実生活に即したもの、日常で実行すべきものを絶えず心の中で思い描きながら、心の在り方・毎日の生活そのものを変革していこうと思います。
実は講座が始まる1ヶ月ほど前、仕事が忙しすぎて睡眠時間が酷いときは1時間、最大でも5時間という日々が約3週間続きました。だんだん胸に息苦しさを感じるようになり、極端な冷え性に陥り、身体はガチガチに固まり、メンタルも落ち込み、全く覇気がないという状態になってしまいました。
そんななか、何か人生の指針になるものを教えていただけるのではないかと思って、受け始めた理論講座でした。
講座が始まると、いかに自分は自分をないがしろにしていたかを痛感。奇跡的に命を与えられている自分という存在をもっと大切にし、規則正しい生活を送り、住環境を整え、心を平安に保つことが大事なのだと、講座が進むにつれて、じわじわとしみこんできた気がしております。
講座も後半に入った10月には母が脳梗塞で急死し、宇宙の真理=「無常」を体感することとなりました。
しかし、どんなに悲しいことに見舞われても、それを乗り越える回復力を、ヨガを正しく続けていれば得られるというお話に、そうありたいと思いながら、講座に参加し続けました。
最終講義は、前々からの用事が避けられなかったため、振替で火曜日に受けさせていただきました。クラスの方は初めて会う方々ばかりでしたが、皆さんのお話を聴き、それぞれいろんな苦難と闘いながら、ヨガを通じて光を得ていらっしゃるのだなと感じ入りました。
講座期間中、復習が十分できていたとは決していえない私でしたが、この感想文を書くために、ノートを一通り見返したところ、いかに高橋先生が重要なことを繰り返し、繰り返し説いてくださっていたのかと改めて気付きました。
熱心にお教えくださり、本当にありがとうございました。
講義終了後もこのノートを見返し、テキストを見直し、学びを深めていきたいと思います。
今期の上級理論講座は、仕事と母の遺品理等もあり、やむなく参加見送りとさせていただきましたが、次回開催される折には、できれば参加させていただきたいと思っています。
チャクラ冥想にも都合のつく限り、出席させていただきたいと思います。
今後とも、どうかご指導の程、よろしくお願いいたします。