低気圧の時こそ、ヨガで体調管理を

2015/06/16 ブログ
ヨガのポーズ

日本独特の高温多湿の梅雨時は、体調を崩し易い時期の一つ。それは低気圧がもたらす身体への影響が一因です。自然界のシステムは絶妙なバランスで維持されていますが、気圧が低下すると身体に掛かる圧力が低下して、身体が大気を押し返す力が優勢になってくるため、身体の中の一つ一つの細胞が膨張ぎみになってきます。(深海魚を船に揚げると、膨張して目や内臓が飛び出してくるのと同じ原理)

それゆえ、血液の流れが悪くなり、「むくみ」が出易くなってくるのです。

また気温の変化に自律神経が適応できないと、冷え、のぼせ、めまい、偏頭痛、睡眠障害などを引き起こします。

 腰痛や膝痛、頭痛、ムチウチ、リューマチなどの症状を患っている方はこの低気圧にとても敏感。むくみ、だるさ、痛み、痺れなど、雲の動きを見るよりも正確といえるほど。

これらから解放されるには、まず規則正しい生活を心掛け、緊張と弛緩を交互に繰り返すヨガで自律神経システムをきちんと機能させることが大切です。

身体が不調だとそれはダイレクトに心のエネルギーにも反映されるので、疲労物質を取り除き、血液や体液の巡りを良くして、環境の変化に適応できる心身をヨガでつくりあげていきましょう。